本当に勇気があるという事 【為政第2-24】

おはようございます。鈴木尚です。

【為政第2-24】
子曰く、
その鬼にあらずしてこれを祭るは、諂(へつら)うなり。
義を見てなさざるは、勇なきなり。

 

【解釈】
為政編の最後を飾るのは、とても有名な文です。

やらなくても良い事はやらない。しかし、やるべき事はしっかりやる。

という感じでしょうか。

 

よく、じゃあ「目の前で誰かがヤクザに殴られている時に、助けに行けるかどうか?」という意地悪(?)な問いかけをする人がいますが、それはこの文の本意では無い様です。

ここでは、何か問題が起きた時、自分の良心に照らし合わせて、迷わず躊躇せず決断を下して進んでいけるかどうかを問うています。

 

身近な例だと、

・不正行為を勧められた時に断れるかどうか。

・バグを出した時に正直に報告できるかどうか。

・メンバーが困っている時に相談にのってやれるかどうか。

・仕方ないからとか忙しいからと言って逃げない

などの姿勢が「勇」という事だと思います。

 

★私は以上のように考えますが、みなさんはどう思いますか?

 

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