真っ直ぐな人、曲がった人 【為政第2-19】

おはようございます。鈴木尚です。

【為政第2-19】
哀公問うて曰く。
何をなせば則(すなわ)ち民(たみ)服(ふく)せんと。
孔子対(こた)えて曰く、直きを挙げてこれを枉(まが)れるに錯(お)けば則ち民服す。
枉れるを挙げてこれを直きに錯けば則ち民服せず。

 

【解釈】
どうすれば、システム開発プロジェクトが、うまくまとまるのでしょうか。

それはキチンとした人をリーダに据える事です。そうすればプロジェクトがうまくまとまります。

いい加減な人をリーダに据えると、プロジェクトはうまくまとまりません。

という感じでしょうか。

 

これは、リーダを任命したりプロジェクトを組織する人の、人を見る目を問題にしています。

キチンとした人がリーダであれば、仮にプロジェクトが「曲がって」いても、真っ直ぐなリーダが「重し」になって、プロジェクトは次第に「真っ直ぐ」になっていきます。

しかし、いい加減な人がリーダになると、「真っ直ぐ」なプロジェクトもだんだん「曲がって」しまいます。

 

このように誰をリーダとするかによって、その後のプロジェクトの成否が変わってきます。

組織の長と呼ばれる人は、普段からしっかりと人を見て、真っ直ぐな人に活躍の場を与える事が大事なのでしょうね。

 

★私は以上のように考えますが、みなさんはどう思いますか?

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

2018.1.17

Kindle版「プロジェクトマネジメント一日一言」プロジェクトの人間学

こんにちは。鈴木尚です。 このサイトで毎日投稿している「プロジェクトの人間学」ですが、このたび、1年分の記事を整理/改修してKindleに…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る